常念
rss10 rss20 atom
ホーム さくらんぼ 遠野伝説 日本の民謡 四字熟語 コミュニケイション
カスタム検索
ホーム

老のつく四字熟語
敬老の日にちなみ老のつく四文字熟語を調べてみよう。
山のつく四字熟語
どっしりとして動かない山のつく四文字熟語を調べてみよう。
美のつく四字熟語
美男、美女、美味、では四字熟語で美のつくものを調べてみよう。
NHK大河ドラマ
NHKの大河ドラマが始まってもう半世紀で「江」で50回目となる。過去にはどんなものがドラマ化されているんだろう?
林檎(りんご)
りんごのことがいろいろ分かるかも!!
梨(なし)
なしのことをいまさら勉強しています!!
都道府県
全国のいろいろ
都道府県の花木人地歌を紹介するページ。あなたの住んでいるところの自慢は?人口ランキング・面積ランキング等
日本の民謡
日本各地の民謡を紹介するページ。あなたの住んでいるところには楽しい民謡、物悲しい民謡、生活に根ざした民謡、どんな民謡があるのかな?
雑記

日本の桜見所
さくらは日本各地に咲き誇ります。古くは千年の人々の思いを残し今なお名所として残されているものもあるほどです。その中のいくつかを紹介する桜名所です。
歴代内閣
歴代の内閣総理大臣は?内閣の支持率は如何だったんだろう?まとめて見ると。
西暦・和暦一覧表
昭和50年は西暦では?そのときの干支は?一覧表
干支早見表
江戸から明治にかけての頃から一覧表にしてみました
日本の紙幣
自分が使っていろお金はどれかな。また以前使われていたお金はどんなものがあったかな?
フーテンの寅
テキ屋稼業を生業とする「フーテンの寅」こと車寅次郎が、何かの拍子に故郷の葛飾柴又に戻ってきては何かと大騒動を起こす人情喜劇シリーズ。毎回旅先で出会った「マドンナ」に惚れつつも、失恋するか身を引くかして成就しない寅次郎の恋愛模様を、日本各地の美しい風景を背景に描く。
PR
リンク
ランキングサイトナビゲーター
わいわいブログ
ふき吹きブログ
Himaziin
探し物
日々のこと
漢字を使おう
四文字熟語を調べてみよう。なんと収録数7250 勉強になるね〜!
二十四節気と七十二侯
20201222

冬至と七十二侯

【冬至】とうじ:12月22日頃
冬至の日には、ニンジンやキンカン、寒天、うどんなどの「ん」のつく食べ物を食べると運が向上するというユニークな言い伝えがある。ちなみに、この考え方によると、前述のカボチャも「南瓜」を音読みすれば「なんきん」で、「ん」が2つつく食べ物となり、縁起担ぎにうってつけだとされた。

初候:12月21日〜12月26日 乃東生(なつかれくさ しょうず)
少しずつ冬が深まり、あらゆる草花が枯れてゆきますが、靫草(うつぼぐさ)は芽を出し、少しずつ茎を伸ばしはじめます。「なつかれくさ」は靫草のことで、夏になると花が枯れて黒くなってしまうことからそう呼ばれます。

次候:12月27日〜12月31日 麋角解(びかく げす)
大鹿の角が生え変わる頃。大鹿とはトナカイの一種のなれしかまたはヘラジカのことだとされています。大きく立派な角が抜け落ちますが、また春頃になると新しい角が生えてきます。

末候:1月1日〜1月5日 雪下出麦(ゆきわりて むぎ のびる)
冬の間に降り積もった雪の下で、春を待つ麦がひっそりと芽吹き始めるころ。麦は食品や飲料、調味料までさまざまな製品の原料として使用されています。環境に適応する能力も高く、世界の人口の約半数の人が食料としているそうです。



20201207

大雪と七十二侯

【大雪】 たいせつ:12月7日頃
大雪は「たいせつ」と読みます。大雪とは、雪が盛んに降りだす頃という意味で、山の峰々は雪をかぶり、平地にも雪が降る時期です。その字のごとく大雪(おおゆき)になる地域もあります。

初候: 12月7日〜12月11日  閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)
空が閉ざされ本格的な冬になるという意味で、重たい冬の雲が空をふさいでいるかのような、真冬の空のイメージです。

次候: 12月12日〜12月16日  熊蟄穴(くまあなにこもる)
熊が穴に入って冬ごもりを始める頃。冬ごもりの間、熊は何も食べずに過ごすので、秋の間に食いだめをしておきます。

末候: 12月17日〜12月20日  鮭魚群(さけのうおむらがる)
鮭が群がって川をさかのぼっていく頃です。川で産まれた鮭は、海を回遊し、冬になると産卵のため生まれ故郷の川に戻ります。上流を目指し、流れに逆らって遡上する鮭の群れには、自然の神秘を感じます。



202011/22

小雪と七十二侯

【小雪】 しょうせつ:11月22日頃
木々の葉が落ち、山には初雪が舞い始める頃です。「小雪」とは、冬とは言えまだ雪はさほど多くないという意味で、冬の入口にあたります。

初候:11月22日〜11月26日頃 虹蔵不見(にじかくれてみえず)11月22日頃 陽の光も弱まり、虹を見かけなくなる頃。「蔵」には潜むという意味があります。

次候:11月27日〜12月1日頃  朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)11月27日頃 北風が木の葉を吹き払う頃。「朔風」は北の風という意味で、木枯らしをさします。

末候:12月2日〜12月6日頃  橘始黄(たちばなはじめてきばむ)12月2日頃 橘の実が黄色く色づき始める頃。常緑樹の橘は、永遠の象徴とされています。



20201107

立冬と七十二侯

【立冬】 りっとう:11月7日頃
立冬とは、冬の始まりという意味です。太陽の光が弱まり、冬枯れの景色が目立つようになります。太陽の光が弱まって日も短くなり、木立ちの冬枯れが目立つようになります。木枯らしが吹くのは、冬型の気圧配置になった証拠です。季語には、「冬立つ」「冬入る」などを用います。全国の学校では文化祭などが行われる時期ですね。

初候:11月7日〜11月11日頃 山茶始開(つばきはじめてひらく)
山茶花(さざんか)の花が咲き始める頃。椿と混同されがちですが、先駆けて咲くのは山茶花です。

次候:11月12日〜11月16日頃 地始凍(ちはじめてこおる)
大地が凍り始める頃。サクサクと霜柱を踏みしめて歩くのが楽しみな時期です。

末候:11月17日〜11月21日頃 金盞香(きんせんかさく)
水仙が咲き芳香を放つ頃。「金盞」は金の盃のことで、水仙の黄色い冠を見立てています。



20201016

霜降と七十二侯

【霜降】 そうこう:10月23日頃
秋が一段と深まり、朝霜が見られる頃。朝晩の冷え込みが厳しくなり、日が短くなったことを実感できます。初霜の知らせが聞かれるのも大体このころで、山は紅葉で彩られます。霜が降りるには、その周辺の温度が0℃以下であることが条件ですが、気象庁で発表される気温は地上から1.5mの高さで観測しますので、気温が3℃と発表されていても、地面の温度は0℃以下になっていることもあります。

初候: 10日23日(金)〜10日27日(火) 霜始降(しもはじめてふる)
山里に霜が降り始める頃。草木や作物を枯らす霜を警戒する時期です。農作物には霜よけを施さなければなりません。

次候:10日28日(水)〜11日1日(日) 霎時施(こさめときどきふる)
ときどき小雨が降る頃。「霎」をしぐれと読むことも。ひと雨ごとに気温が下がります。季節は確実に冬に向かっていきます。

末候: 11日2日(月)〜11日6日(金) 楓蔦黄(もみじつたきばむ)
楓(かえで)や蔦の葉が色づく頃。晩秋の山々は赤や黄に彩られ、紅葉狩りの季節です。



20201008

寒露と七十二侯

【寒露】:かんろ 10月8日頃
草木に冷たい露が降りる頃という意味です。秋の長雨が終わり、ぐっと秋が深まります。稲刈りが終わるころで、この頃の旬のものとして新米が出回り始めます。同じく旬の栗を入れた炊いた栗ご飯はこのときだけのごちそうです。また、北の方から紅葉の便りが届きはじめます。

初候: 10日8日(木)〜10日12日(月) 鴻雁来(こうがんきたる)
南に帰っていったツバメと入れ違いに、北のほうから雁がやって来る頃。秋の夕暮れをあらわす言葉に、「釣瓶落とし(つるべおとし)」があります。「釣瓶」は、井戸から水を汲み上げる滑車のついた桶のことで、井戸へ降りていくようすを日が沈むはやさにたとえています。

次候:10日13日(火)〜10日17日(土) 菊花開(きくのはなひらく)
菊の花が咲き始める頃。日本各地で菊花展が開催され、菊の品評会や菊人形の披露などが行われます。

末候: 10日18日(日)〜10日22日(木) 蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)
キリギリスが戸口で鳴く頃。蟋蟀(きりぎりす)はコオロギだとする説もあります。いずれにしても夜の窓の外では虫たちの大合唱が始まります。



20200922

秋分と七十二侯

【秋分】 しゅうぶん:9月23日頃
昼夜の長さがほぼ同じになる日で、この日を境に日が短くなり、秋の夜長に向かいます。秋分の日は彼岸の中日で前後3日間を秋彼岸といい、先祖のお墓参りをする習慣があります。「祖先を敬い、亡くなった人をしのぶ日」として国民の祝日になっています。

初候:9日22日(火)〜9日27日(日) 雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)
雷が鳴らなくなる頃。春分に始まり夏の間鳴り響いた雷も、鳴りをひそめます。

次候:9日28日(月)〜10日2日(金) 蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)
虫たちが土にもぐり、入口の戸をふさぐ頃。冬ごもりの支度をする時期です。

末候:10日3日(土)〜10日7日(水) 水始涸(みずはじめてかるる)
田んぼの水を抜き、稲刈りの準備をする頃。井戸の水が枯れ始める頃との説も。



20200907

白露と七十二侯

【白露】 はくろ:9月8日頃
秋が深まり、草花に朝露がつきはじめる頃という意味です。空は高くなり、秋雲がたなびくようになり、本格的な秋の到来です。また、実りの秋を前に台風が心配な時期でもあります。

初候:9日7日〜9日11日 草露白(くさのつゆしろし)
草に降りた露が白く光って見える頃。朝夕の涼しさが際立ってきます。

次候:9日12日〜9日16日 鶺鴒鳴(せきれいなく)
せきれいが鳴き始める頃。せきれいは日本神話にも登場し、別名は「恋教え鳥」。

末候:9日17日〜9日21日 玄鳥去(つばめさる)
燕が子育てを終え、南へ帰っていく頃。来春までしばしのお別れです。



20200823

処暑と七十二侯

【処暑】 しょしょ:8月23日頃
暑さがおさまるという意味で、日中は暑いものの、朝晩の涼しさに初秋の息遣いを感じる頃です。夏休みもそろそろ終わり。秋の台風シーズンに入っていきます。

初候: 8月23日〜8月27日 綿柎開(わたのはなしべひらく)
綿を包むガクが開き始める頃。綿の実がはじけ白いふわふわが顔をのぞかせた様子。

次候: 8月27日〜9月1日 天地始粛(てんちはじめてさむし)
まだまだ真夏日の続く時期ですが、七十二候の上では、冷たい空気が入ってくる時期とされます。天地の暑さがようやくおさまり始める頃。「粛」は縮む、しずまるという意味です。

末候: 9月2日〜9月7日 禾乃登(こくものすなわちみのる)
いよいよ稲が実り、穂を垂らす頃。「禾」は稲穂が実ったところを表した象形文字。



20200807

立秋と七十二侯

【立秋】りっしゅう:8月7日頃
厳しい残暑は続きますが、この日から暦の上では秋となります。これからは少しずつ涼しくなり、秋の気配が漂いだす頃です。また、立秋を過ぎたら「暑中見舞い」は「残暑見舞い」に変わります。

初候: 初候 8月8日〜8月12日 涼風至(すずかぜいたる)
涼しい風が吹き始める頃。まだ暑いからこそ、ふとした瞬間に涼を感じることができます。

次候: 8月13日〜8月17日 寒蝉鳴(ひぐらしなく)
カナカナと甲高くひぐらしが鳴き始める頃。日暮れに響く虫の声は、一服の清涼剤。

末候: 8月18日〜8月22日 蒙霧升降(ふかききりまとう)
深い霧がまとわりつくように立ち込める頃。秋の「霧」に対して、春は「霞」と呼びます。



20200723

大暑と七十二侯

【大暑】:7月23日頃
暑さが最も厳しくなるという意味です。厳しい暑さにより、夏の到来を強く感じます。農家にとっては田の草取り、害虫駆除など暑い中での農作業が辛い節目の日です。またこの時期は、蒸し暑さに襲われることで体力の消耗が激しくなるため、夏バテ防止のために精力のつくウナギを食べる習慣があります。

初候: 7月23日〜7月28日 桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)
桐の花が実を結び始める頃。桐は箪笥や下駄など暮らしの道具に欠かせないものです。

次候: 7月29日〜8月2日 土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)
土がじっとりとして蒸し暑くなる頃。蒸し暑いことを「溽暑(じょくしょ)」と言います。

末候: 8月3日〜8月7日 大雨時行(たいうときどきふる)
ときどき大雨が降る頃。むくむくと湧き上がる入道雲が夕立になり、乾いた大地を潤します。



20200720

小暑と七十二侯

【小暑】 しょうしょ:7月7日頃
だんだん暑さが増していくという意味で、梅雨明けも近くなり、湿っぽさの中にも夏の熱気が感じられるようになります。海や山に出かけるのにもいい時期です。また、小暑と大暑を合わせたおよそ1か月を「暑中」といい、「暑中見舞い」を出す期間とされています。

初候: 7月7日〜7月11日頃 温風至(あつかぜいたる)
雲の間から注ぐ陽がだんだんと強くなる頃。 温風とは湿った空気が山を越え、乾いた温かい風となって吹き降ろすフェーン現象のことを表しているとも言われています。

次候: 7月12日〜7月16日頃 蓮始開(はすはじめてひらく)
蓮がゆっくりと蕾をほどき、花を咲かす頃。 水底から茎を伸ばし、水面に葉を浮かべ、綺麗な花を咲かせる蓮ですが、花が開いてから四日目には散ってしまいます。

末候: 7月17日〜7月22日頃 鷹乃学習(たかすなわちわざをなす)
五・六月に孵化した雛が、巣立ちの準備をする頃。 独り立ちができるよう、飛び方を覚え、獲物の捕り方を覚え、「独り」ということを一から学びます。



20200628

夏至と七十二侯

【夏至】げし:6月21日〜7月7日頃
夏至とは「夏が至る」。暦の上では夏季の真ん中に当たり、太陽が高くなり影が短くなる、陽の気が最も強くなる日。1年一番昼の時間が長く夜が短くなります。

初候: 6月21日から6月25日  乃東枯(なつかれくさかれる)
夏枯草の花が黒ずみ枯れたように見える頃。「夏枯草」(かごそう)はうつぼ草の異名です。

次候: 6月26日から6月30日  菖蒲華(あやめはなさく)
あやめの花が咲き始める頃。端午の節供に用いる菖蒲(しょうぶ)ではなく、花菖蒲のことです。

末候: 7月1日から7月6日  半夏生(はんげしょうず)
半夏が生え始める頃。田植えを終える目安とされました。「半夏」は「烏柄杓」(からすびしゃく)の異名。



2020615

芒種と七十二侯

【芒種】ぼうしゅ:6月5日ごろから19日頃
小満と夏至の間なので、梅雨明けから夏を迎える前までの季節にあたります。 芒種の「芒」は、稲や麦などの穂の先端の棘の部分を表す漢字で、種まきを始めるシーズンとして芒種と名付けられました。 この頃になると、穀類の種まきが始まったり、虫たちが活動し始める頃で、芒種は、何かを始める時期としても捉えられています。

初候: 6月5日〜6月9日  蟷螂生(かまきりしょうず)
かまきりが卵からかえる頃。ピンポン球ほどの卵から数百匹の子が誕生します。

次候:6月10日〜6月14日  腐草為螢(くされたるくさほたるとなる) 
草の中から蛍が舞い、光を放ち始める頃。昔は腐った草が蛍になると考えていました。

末候:6月15日〜6月20日  梅子黄(うめのみきばむ) 
梅の実が黄ばんで熟す頃。青い梅が次第に黄色みをおび、赤く熟していきます。



20200530

小満と七十二侯

【小満】しょうまん:5月21日頃
陽気がよくなり、草木などの生物が次第に生長して生い茂るという意味。西日本でははしり梅雨が現れる頃

初候: 5月21日〜5月25日  蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)
蚕が、桑の葉をたくさん食べて成長する頃。人々の暮らしを支えていたため、「おかいこさま」と敬称をつけて呼ぶ地方もありました。

次候: 5月26日〜5月30日  紅花栄(べにばなさかう)
あたり一面に紅花が咲く頃。紅花は古代エジプト時代から染料として利用されていました。花びらの水に溶ける黄色の色素と、水に溶けない赤の色素から、紅色がつくられます。

末候: 5月31日〜6月4日  麦秋至(むぎのときいたる)
麦が熟し、たっぷりと金色の穂をつける頃。百穀が成熟する、麦にとっての「秋」です。この時期に穂を揺らしながら吹き渡る風を麦嵐、また降る雨を麦雨と呼びます。



20200525

立夏と七十二侯

【立夏】 りっか:5月6日頃
この日から立秋の前日までが暦の上では夏となります。新緑に彩られ、さわやかな晴天が続く頃です。ちょうどゴールデンウィークの時期にあたり、レジャーに出かけるにもよい気候です。

初候: 5月6日〜5月10日  蛙始鳴(かわずはじめてなく)
春先に冬眠から目覚めた蛙がウォーミングアップを終え、元気に活動し始める頃。オスの蛙の鳴き声は、メスの蛙を恋しがって鳴く声だともいわれています。

次候: 5月11日〜5月15日  蚯蚓出(みみずいづる)
冬眠していたミミズが土の中から出てくる頃。他の生き物は「啓蟄」の頃に出てきますが、ミミズはマイペースに活動を始め、土を肥やしてくれる影の努力家です。

末候: 5月16日〜5月20日  竹笋生(たけのこしょうず)
たけのこがひょっこり顔を出す頃。伸びすぎないうちに収穫しなければ、美味しいたけのこは味わえません。種類によって収穫期は異なるので、三月から六月頃まで収穫できます。



20200420

穀雨と七十二侯

【穀雨】こくう:4月20日頃
春の柔らかな雨に農作物がうるおうという意味です。この時期に農作物の種をまくと、雨に恵まれ、よく成長するといわれています。

初候: 4月20日〜4月24日 葭始生(あしはじめてしょうず) 
水辺の葭が芽吹き始める頃。葭は夏に背を伸ばし、秋に黄金色の穂をなびかせます。

次候: 4月25日〜4月29日  霜止出苗(しもやんでなえいづる)
霜が降りなくなり、苗代で稲の苗が生長する頃。霜は作物の大敵とされています。

末候: 4月30日〜4月30日 牡丹華(ぼたんはなさく)
牡丹が大きな花を咲かせる頃。豪華で艶やかな牡丹は「百花の王」と呼ばれています。



20200405

清明と七十二侯

【清明】せいめい:4月5日頃 
清明は「清浄明潔」の略で、万物がけがれなく清らかで生き生きしているという意味です。花が咲き、鳥は歌い、空は青く澄み、爽やかな風が吹き、すべてのものが春の息吹を謳歌する頃。各地でお花見シーズンを迎えます。

初候: 4月5日〜4月9日    玄鳥至(つばめきたる)
燕が南の国から渡ってくる頃。「玄鳥」(げんちょう)とは燕の異名です。

次候: 4月10日〜4月15日  鴻雁北(こうがんかえる)
雁が北へ帰っていく頃。雁は夏場をシベリアで、冬は日本で過ごす渡り鳥です。

末候: 4月15日〜4月19日  虹始見(にじはじめてあらわる)
雨上がりに虹が見え始める頃。淡く消えやすい春の虹も次第にくっきりしてきます。



20200120

立春と七十二侯

【立春】りっしゅん :2月4日頃
二十四節気の最初の節気で、旧暦では新しい年の始まりを意味していました。暦の上では春の始まりですが、冬の寒さは2月がピーク。「春は名のみ」といいたくなりますが、春が産声をあげたととらえ、希望の春を迎えましょう。

初候:  2月4日〜2月8日  東風解凍(はるかぜ こおりを とく)
春の風が川や湖の氷を解かし始める頃。「東風」(こち)とは春風を表す代名詞。

次候:  2月9日〜2月13日  黄鶯?v(うぐいす なく)
山里で鴬が鳴き始める頃。春の訪れを告げる鴬は「春告鳥」(はるつげどり)とも呼ばれます。

末候:  2月14日〜2月18日  魚上氷(うお こおりを のぼる)
水がぬるみ、割れた氷の間から魚が飛び跳ねる頃。春先の氷を「薄氷」と呼びます。



20200120

大寒と七十二侯

【大寒】 だいかん:1月20日頃

初候:   1月20日〜1月24日    款冬華(ふきのはなさく)
雪の下からふきのとうが顔をだす頃。香りが強くほろ苦いふきのとうは早春の味。

次候:   1月25日〜1月29日    水沢腹堅(さわみずこおりつめる)
沢に厚い氷が張りつめる頃。沢に流れる水さえも凍る厳冬ならではの風景です。

末候:   1月30日〜2月3日     鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)
鶏が鳥屋に入って卵を産み始める頃。本来、鶏は冬は産卵せず、春が近づくと卵を産みました。



20200106

小寒と七十二侯

【小寒】 しょうかん:1月5日頃
池や川の氷も厚みを増し、寒さが厳しくなる頃です。この日を「寒の入り」といい、寒さの始まりを意味します。そして、小寒と大寒を合わせたおよそ1か月を「寒中」「寒の内」といい、寒中見舞いを出す時期とされています。

初候:   1月6日〜1月10日    芹乃栄(せり すなわち さかう)
セリが盛んに生える時季です。セリといえば、正月7日にいただく七草粥でおなじみですね。「セリ、ナズナ。ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ。スズナ、スズシロ」春の七草。

次候:   1月11日〜1月15日   水泉動(すいせん うごく)
水泉動は、地中で凍っていた泉の水が溶けて動き始める頃を指すそうだ。

末候:   1月16日〜1月19日   雉始?(きじ はじめて なく)
雉が鳴き始める頃。雄が雌への求愛のしるしとして「ケーンケーン」と甲高い声で鳴きます。足の裏で震動を敏感に察知することができ、数秒早く地震を知らせることができるそうです。



20191222

冬至と七十二侯

冬至には「ん」のつくものを食べると「運」が呼びこめるといわれています。にんじん、だいこん、れんこん、うどん、ぎんなん、きんかん……など「ん」のつくものを運盛り といい、縁起をかついでいたのです。運盛りは縁起かつぎだけでなく、栄養をつけて寒い冬を乗りきるための知恵でもあり、土用の丑の日に「う」のつくものを食べて夏を乗りきるのに似ています。

初候:  12月22日〜12月26日    乃東生(なつかれくさしょうず)
夏枯草(ウツボグサ)が芽をだす頃。夏至の「乃東枯」に対応し、うつぼ草が生え始めるころです。

末候:  12月27日〜12月31日    麋角解(さわしかのつのおつる)
鹿の角が落ちる頃。「麋」は大鹿のことで、古い角を落として生え変わります。

末候:  1月1日〜1月5日    雪下出麦(ゆきわたりてむぎのびる)
雪の下で麦が芽をだす頃。浮き上



20191207

大雪と七十二侯

山岳だけでなく、平野にも降雪のある時節ということから大雪といわれたものでしょう。本格的に雪が降り始めるころです。「瑞雪兆豊年」(瑞雪は豊年のきざし)という言葉があります。瑞雪(ずいせつ…降るべきときに降る雪)の次の収穫期は豊作になるという意味です。雪が降れば害虫が生き延びることはなく、春になって雪が解ければ絶好の灌漑用水になり、豊作が期待できるのです。

初候:  12月7日〜12月11日    閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)
空が閉ざされ真冬となる。空をふさぐかのように重苦しい空が真冬の空です。

次候:  12月12日〜12月16日    熊蟄穴(くまあなにこもる)
熊が穴に入って冬ごもりする頃。何も食べずに過ごすため、秋に食いだめをします。

末候:  12月17日〜12月21日    ?魚群(さけのうおむらがる) 鮭が群がって川を上る頃。川で生まれた鮭は、海を回遊し故郷の川へ帰ります。



20191122

小雪と七十二侯

小雪とは、冬とは言えまだ雪はさほど多くないという意味です。冬将軍が到来すると言われる時期ですので、北の地方ではコタツを押し入れから出す家が増える頃

初候:  11月22日〜11月26日    虹蔵不見(にじかくれてみえず)
陽の光も弱まり、虹を見かけなくなる頃。「蔵」には潜むという意味があります。

次候:  11月27日〜12月1日    朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)
北風が木の葉を吹き払う頃。「朔風」は北の風という意味で、木枯らしをさします。

末候:  12月2日〜12月6日    橘始黄(たちばなはじめてきばむ)
橘の実が黄色く色づき始める頃。常緑樹の橘は、永遠の象徴とされています。



20191107

立冬と七十二侯

立冬とは、冬の始まりのこと。 「立」には新しい季節になるという意味があり、立春、立夏、立秋と並んで季節の大きな節目です。 朝夕冷えみ、日中の陽射しも弱まって来て、冬が近いことを感じさせる頃。木枯らし1号や初雪の便りも届き始めます。

初候:  11月7日〜11月11日    山茶始開(つばきはじめてひらく)
この「つばき」というのはツバキではなく、サザンカのことなのです。山茶花(さざんか)の花が咲き始める頃。椿と混同されがちですが、先駆けて咲くのは山茶花です。山茶花は冬のはじめから寒さ厳しい2月頃まで咲き、椿はおもにその後から4月頃まで咲きます。またその大きな違いといえば、椿はポトリ、と 花ごと落ちます。「斬首のようで縁起が悪い」と避けられるくらい、潔く凛とした散り様ですね。一方 山茶花は一枚ずつ、ハラハラと涙のように花びらを落としながら散るという可憐なさまです。

次候:  11月12日〜11月16日    地始凍(ちはじめてこおる)
大地が凍り始める頃。霜が降りたり、霜柱が立ったり、水たまりに氷が張ったりし始めます。サクサクと霜柱を踏みしめて歩くのが楽しみな時期です。

末候:  11月17日〜11月21日    金盞香(きんせんかさく)
水仙が咲き芳香を放つ頃。「きんせんか」といっても、春に咲くキク科のキンセンカのことではなく、水仙をさします。水仙が芳しい香りを放つ頃です。「金盞」とは金の盃のことで、水仙の黄色い冠がまるで金の盃のようなので、こう呼ばれます。



20191023

霜降と七十二侯

霜降 (そうこう)
つゆが陰気に結ばれて、霜となりて降るゆへ也(暦便覧) 北国や山間部では、霜が降りて朝には草木が白く化粧をする頃。野の花の数は減り始める、代わって山を紅葉が飾る頃である。

初候:10月23日〜10月27日  霜始降花(しもはじめてふる)
山里に霜が初めて降り、ほんのわずかの温度変化が決定的な違いを生む季節です。

次候:10月28日〜11月1日  霎時施(こさめときどきふる)
ときどき小雨が降る頃。「霎」をしぐれと読むことも。ひと雨ごとに気温が下がります。「霎」を「こさめ」と読むようになったのは明治以後、江戸時代には「しぐれ」と読んでいました。「しぐれ」は晩秋から冬にかけてパラっと降ってすぐに止む通り雨を言います。 「時々降る雨」=「時雨」

末候:11月2日〜11月6日  楓蔦黄(もみじつたきばむ)
楓(かえで)や蔦の葉が色づく頃。晩秋の山々は赤や黄に彩られ、紅葉狩りの季節です。葉が赤色に変わることを「紅葉」 銀杏のように黄色に変わることは「黄葉」と呼びます。「もみじ」は「揉み出(もみず)」が変化したことば。 本来は、草木の葉の色が揉みだされるという意味で、特定の植物を差す名前ではありませんでした。



20191008

寒露と七十二侯

寒露 (かんろ) 「寒露」のころは気温が2つ前の節気である「白露はくろ」のころより下がっていて、地の露水はさらに冷たくそろそろ霜になりそうな時期です。 冷たい露の結ぶ頃。秋もいよいよ本番。菊の花が咲き始め、山の木々の葉は紅葉の準備に入る。稲刈りもそろそろ終わる時期である。

初候:  10月8日〜10月12日    鴻雁来(こうがんきたる)
雁が渡ってくる頃。清明の時期に北へ帰っていった雁たちが、再びやってきます。

次候:  10月13日〜10月17日    菊花開(きくのはなひらく)
この時期にひと月遅れで迎える旧暦9月9日の「重陽の節句」は、ちょうど菊の花の盛りのころ。 別名「菊の節句」とも言われ、この日には菊の花を浮かべた菊花酒を飲み、長寿と無病息災を願う風習がありました。
 
末候:  10月18日〜10月22日    蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)
戸口で秋の虫が鳴く頃。昔は「こおろぎ」を「きりぎりす」と呼びました。こおろぎは「コロコロ」「リィーリィー」、鈴虫は「リーンリーン」、松虫は「チンチロリン」と鳴き、秋の夜長を賑やかに楽しませてくれます。 ちなみにきりぎりすは「ギーッチョンギーッチョン」と機織りのように聞こえることから、別名を機織り虫というそうです。



20190923

秋分と七十二侯

暑い日は減り代わりに冷気を感ずる日が増える。昼と夜の長さがほぼ同じになることで、この日は秋彼岸の中日でもある。 秋の七草が咲き揃う頃である。 初候:  9月23日〜9月27日 雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ) 雷が鳴らなくなる頃。春分に始まり夏の間鳴り響いた雷も、鳴りをひそめます。
次候:  9月28日〜10月2日  蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ) 虫たちが土にもぐり、入口の戸をふさぐ頃。冬ごもりの支度をする時期です。
末候:  10月3日〜10月7日   水始涸(みずはじめてかるる) 田んぼの水を抜き、稲刈りの準備をする頃。井戸の水が枯れ始める頃との説も。



20190907

白露と七十二侯

白露(はくろ) 9月7日頃 明け方、草木に露がつくことが多くなる時期
初候: 9月7日〜9月11日  草露白 くさのつゆしろし 草花の上に降りた朝露が、白く涼しく見える頃。夏から秋への変わり目です。「露が降りると晴れ」という言葉があり、朝霧は1日の天気を伝えてくれます。
次候:9月12日〜9月16日  鶺鴒鳴 せきれいなく 鶺鴒が鳴きはじめる頃。鶺鴒は水辺を好む鳥のため、川の上流域に行くほど多く見られます。町なかでは、あまり見かけられないかもしれませんが、民家の軒下などにも巣を作ります。
末候: 9月17日〜9月22日  玄鳥去 つばめさる 暖かくなる春先に日本にやってきたツバメが、暖かい南の地域へと帰っていく頃。また来年の春先には戻ってくるので、しばしの別れとなります。



20190823

処暑と七十二侯

暑さがおさまるという意味で、日中は暑いものの、朝晩の涼しさに初秋の息遣いを感じる頃です。夏休みもそろそろ終わり。秋の台風シーズンに入っていきます。

初候:8月23日〜8月27日  綿柎開(わたのはなしべひらく)綿を包むガクが開き始める頃。綿の実がはじけ白いふわふわが顔をのぞかせた様子。
次候:8月28日〜9月1日    天地始粛(てんちはじめてさむし)天地の暑さがようやくおさまり始める頃。「粛」は縮む、しずまるという意味です。
末侯:9月2日〜9月6日     禾乃登(こくものすなわちみのる)いよいよ稲が実り、穂を垂らす頃。しかし、この時期は台風が襲来してくる時期である。「禾」は稲穂が実ったところを表した象形文字。



20190807

立秋と七十二侯

厳しい残暑は続きますが、この日から暦の上では秋となります。これからは少しずつ涼しくなり、秋の気配が漂いだす頃です。
また、立秋を過ぎたら「暑中見舞い」は「残暑見舞い」に変わります。

初候:8月7日〜8月11日   涼風至(すずかぜいたる)夏の暑い風から、秋の涼しい風に替わりはじめる頃。まだ暑いからこそ、ふとした瞬間に涼を感じることができます。
次候:8月12日〜8月16日   寒蝉鳴(ひぐらしなく)カナカナと甲高くひぐらしが鳴き始める頃。日暮れに響く虫の声は、一服の清涼剤。
末侯:8月17日〜8月22日   蒙霧升降(ふかききりまとう)深い霧がまとわりつくように立ち込める頃。秋の「霧」に対して、春は「霞」と呼びます。



20190722

大暑と七十二侯

快晴が続き、気温が上がり続けるころ。『暦便覧』には「暑気いたりつまりたるゆえんなればなり」と記されている。
夏の土用が大暑の数日前から始まり、大暑の間じゅう続く。小暑と大暑の一か月間が暑中で、暑中見舞いはこの期間内に送る。
大寒と互いに半年後・半年前である。小寒と小暑も同じ関係である。

初候:7月22日〜7月26日 桐始結花(きり はじめて はなをむすぶ) : 桐が花を咲かせる頃。盛夏を迎える頃には、卵形の実を結びます。
次候:7月27日〜8月1日  土潤溽暑(つち うるおいて あつし(じょくしょす)) : 熱気がまとわりつく蒸し暑い頃。木や草花は緑をますます濃くして夏を歓楽しているようです。
末侯:8月2日〜8月6日    大雨時行(たいう ときに ゆく(ときどき おこなう)) : 夕立や台風などの夏の雨が激しく降る頃。きれいな青空に湧き上がる入道雲は、夕立を教えてくれます。



20190707

小暑と七十二侯

暑さがどんどん強くなっていくという意味があり、この頃から暑さが本格的になってきますが、梅雨の終わる頃で、集中豪雨が多く発生する時季でもあります。
この日から暑中見舞いを出し始めます(正式には大暑から)。
夏至ののち15日、すなわち7月7日ごろにあたり、この日から暑中に入り、盛夏期の暑さを迎えます。例年では小暑より3〜7日くらい遅れて梅雨(つゆ)が明けることが多い。いいかえると、小暑は梅雨末期の集中豪雨型の季節であることが多いようです。
初候:7月7日〜7月11日   温風至(おんぷう いたる)   暖かい風が吹いて来る。
次候:7月12日〜7月16日   蓮始開(はす はじめて はなさく)  蓮の花が開き始める。
末候:7月17日〜7月21日  鷹乃学習(たか すなわち がくしゅうす)  鷹の幼鳥が飛ぶことを覚える。



20190621

夏至と七十二侯

一年中で一番昼が長い時期であるが、日本の大部分は梅雨の時期であり、あまり実感されない。
花しょうぶや紫陽花などの雨の似合う花が咲く季節である。
初候: 6月21日〜6月26日 乃東枯(なつかれくさかるる) 夏枯草が枯れる。夏枯草の花が黒ずみ枯れたように見える頃。「夏枯草」(かごそう)はうつぼ草の異名です。
次候: 6月27日〜7月1日   菖蒲華(あやめはなさく) あやめの花が咲く
末候; 7月2日〜7月6日 半夏生(はんげしょうず) 半夏が生え始める頃。田植えを終える目安とされました。「半夏」は「烏柄杓」(からすびしゃく)の異名。



20190606

芒種と七十二侯

芒(のぎ)ある穀類、稼種する時也(暦便覧)
稲の穂先のように芒(とげのようなもの)のある穀物の種まきをする頃という意味であるが、現在の種まきは大分早まっている。西日本では梅雨に入る頃。
初候: 6月6日〜6月10日頃まで  螳螂生(かまきりしょうず) 螳螂が生まれ出る頃。ピンポン球ほどの卵から数百匹の子が誕生します。
次候: 6月11日〜6月15日頃まで 腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)草の中から蛍が舞い、光を放ち始める頃。昔は腐った草が蛍になると考えていました。 腐った草が蒸れ蛍になる
末候: 6月16日〜6月20日頃まで  梅子黄(うめのみきばむ) 梅の実が黄ばんで熟す。この時期に梅をもぎ梅酒を付けます。



20190521

小満と七十二侯

陽気がよくなり草木が成長して茂るという意味です。農家では田植えの準備を始める頃。動物や植物にも活気があふれます。また、秋にまいた麦の穂が付くころで安心する(少し満足する)という意味もあります。
初候:5月21日から5月25日まで 蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ) 蚕が桑を盛んに食べ始める
次候:5月26日から5月30日まで 紅花栄(べにばなさかう) 紅花が盛んに咲く
末候:5月31日から6月4日まで 麦秋至(むぎのときいたる) 麦が熟し麦秋となる



20190505

立夏と七十二侯

二十四節気のひとつで、暦の上では(東洋暦では立夏から立秋の前日までを夏、西洋暦では夏至から秋分の前日までを夏としている。)この日から立秋の前日までが夏になります。また、このころはゴールデンウィークの時期。レジャーに出かけるにも、よい気候です。夏の始まり。
初候: 5月5日から5月9日まで 蛙始鳴(かわずはじめてなく) かわずはじめてなく 蛙が鳴き始める
次候: 5月10日から5月14日まで 蚯蚓出 (みみずいずる) みみずが地上にはい出る
末候: 5月15日から5月20日まで 竹笋生 (たけのこしょうず) 竹の子が生えてくる



20190420

穀雨と七十二侯

穀雨は4月19日から5月5日ころまでをいい、春雨が百穀を潤すことから名づけられたもので、雨で潤った田畑は種まきの好期を迎えます。この時季に、特に雨が多いというわけではありませんが、穀雨以降、降雨量が多くなり始めます。
初候:4月20日〜4月24日頃 葭始生(あしはじめてしょうず) 葦が芽を吹き始める
次候:4月25日〜4月29日頃 霜止出苗(しもやみてなえいずる) 霜が終わり稲の苗が生長する
末候:4月30日〜5月4日頃 牡丹華(ぼたんはなさく) 牡丹の花が咲く



20190405

清明と七十二侯

清明は4月5日〜4月19日頃をいい「清浄明潔」の略で、万物がけがれなく清らかで生き生きしているという意味です。花が咲き、鳥は歌い、空は青く澄み、爽やかな風が吹き、すべてのものが春の息吹を謳歌する頃。各地でお花見シーズンを迎えます。
初候:4/5から4/9まで 玄鳥至(つばめきたる):燕が南からやって来る。
次候:4/10から4/14まで 鴻雁北(こうがんきたへかえる):雁が北へ渡って行く
末候:4/15から4/19まで 虹始見(にじはじめてあらわる):雨の後に虹が出始める



20190320

春分と七十二侯

昼夜の長さがほぼ同じになる日で、この日を境に陽が延びていきます。春分の日は彼岸の中日で前後3日間を春彼岸といい、先祖のお墓参りをする習慣があります。「自然をたたえ、生物をいつくしむ」として国民の祝日になっています。
初候:3/20から3/24までを雀始巣(すずめ はじめて すくう):雀が巣を構え始める。昼の時間が少しずつ伸び、多くの小鳥たちが繁殖期を迎えます。
次候:3/25から3/29までで桜始開(さくら はじめて ひらく):桜の花が咲き始める。お花見の季節の到来です。
末候:3/30から3/3ころまでを雷乃発声(らい すなわち こえを はっす):遠くで雷の音がし始める。



20190305

啓蟄と七十二侯

二十四節気で啓蟄は3/5から3/19ころ、冬眠をしていた虫が穴から出てくる頃、ひと雨ごとに暖かくなり、日差しも春めいて、生き物が再び活動し始めます。
初候:3/5から3/9までの期間で、蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)とあり、冬籠りの虫が出て来るころをいう。
次候:3/10から3/14までで桃始笑(ももはじめてさく)といい、桃の花が咲き始める。
末候:3/15から3//19ころまでで、菜虫化蝶(なむしちょうとなる)をいい、青虫が羽化して紋白蝶になる侯という。



20190219

雨水と七十二侯

二十四節気で雨水とは2月19日からの15日間をいい、雪が降っていたものが雨と変わり、雪が解け始める侯となっている。
初候:2月19日から2月23日まで
土脉潤起(つちのしょう うるおい おこる):雨が降って土が湿り気を含む(日本)
次候:2月24日から2月28日まで
霞始靆(かすみ はじめて たなびく):霞がたなびき始める(日本)
末候:3月1日から3月5日まで
草木萌動(そうもく めばえ いずる):草木が芽吹き始める(日本)
降る雪が雨となり、土ゆるみ雪解けが始まる。積雪のピーク時ではあるが、このころ春一番も吹き、寒さも和らいで暖かくなり始め、草木も芽生え始める。



20190204

立春と七十二候

立春は24節気の第1。大寒を過ぎ冬が極まって春の気配立つ頃を言う。この頃九州など暖かい地方では梅が咲き始めるといわれる。
七十二候では 初候は東風解凍(はるかぜ こおりを とく):東風が厚い氷を解かし始める時といい2月4日から2月8日までを指す。
次候は黄鶯v(うぐいす なく):鶯が山里で鳴き始める頃。
末候は2月14日から2月18日までで魚上氷(うお こおりを のぼる):割れた氷の間から魚が飛び出る侯という。



20190120

[七二候]

大寒 1月20頃より始まる24節気の最終節気で約15日間くらいを言う。その節気をまた5日間ぐらいずつに分けたものを七二候というそうです。 その最初の候は、初候-----款冬華(ふきのはなさく)-----蕗の薹(ふきのとう)が蕾を出す 次候-----水沢腹堅(さわみずこおりつめる)-----沢に氷が厚く張りつめる 末候-----鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)-----鶏が卵を産み始める この後以降は2月4日、春の訪れ立春という事になります。今年は暖冬という事で2月になれば暖かくなるという予報のようですので春が早く来ないかと心待ちしている今日この頃です。



20190120

大寒と款冬華(ふきのはなさく

1月20日からはいよいよ一年で最も寒いと言われる二十四節気の最後である大寒、これをすぎれば、いよいよ春のおとずれです。

二十四節気とは一年を24に分けその区切り区切りを季節としてあらわしたものです。その24番めが大寒ということになります。その二十四節気をさらに5日ずつの3つに分けた期間の事を七十二候といいます。

1月20日ころを七十二候では「款冬華(ふきのはなさく)」といい、蕗の薹(ふきのとう)が顔を出し始めることを表しています。凍てついた地面に蕗の花が咲き始める頃。地面には雪が積もり、強い寒さが襲ってくる時期ですが、その雪の下では草花が春に向けて着実に動き出しています。

蕗の薹は独特の香りとほろ苦さが好まれ、天ぷらや煮物やフキ味噌などにして食べられています。茎は地中に伸びていき、地下茎から地表に出てきた花のつぼみが蕗の薹です。

私たちがフキとして食べているものは茎ではなく、葉と地下茎の間の葉柄という部分ですが、地下茎が地表に出てくることもあるようですが有毒のようです。




一の数を含む
二の数を含む
三の数を含む
20181115
KIMG0663.JPG KIMG0665.JPG KIMG0661.JPG
      もう紅葉は、終わっていましたね。やはり10月末に無理してでも行っておくべきでした。 この後鬼首にも行ってみましたが、やはり紅葉は終わっていたようです。


20181127

日産が行っていること。

  日産が揺れています。 元経営トップのカロスゴーン氏が逮されて以来カルロスゴーン氏の悪事がニュースをにぎあわせています。 まずは、50億の有価証券不実記載からはじまり、世界中にある自宅やマンョン購入を日産に支払わせていたこと、日産の社用機を個人的に使用していた、さらに個人的な飲食までに日産に支払わせていたようで、最悪の経営者と言わざるをえない。 ルノーは、フランス政府がルノーの完全子会社化を目論んでいたようで、それに対する日産の反発が現在の進行している状況の真実と考えられる。


一の数を含む
二の数を含む
三の数を含む

秋にちなんだ四字熟語

暗送秋波

( あんそうしゅうは )

ひそかに秋波を送る。こっそり取り入ること。

一日三秋

( いちじつさんしゅう )

一日会えなかっただけで三年にも感じるほど相手を思い慕うこと。

一日千秋

( いちじつせんしゅう )

一日会わないだけで随分会わない気がする。待ち遠しく思う気持ち。

一葉知秋

( いちようちしゅう )

一枚の葉が落ちるのを見て、秋の近いことに気付くことから。わずかな前兆や現象から、物事の本質や衰亡を察すること。

三尺秋水

( さんじゃくのしゅうすい )

秋の冷たく澄んだ水のように磨かれた刀のこと。

三秋之思

( さんしゅうのおもい )

1日会わないでいるとずいぶん長い間会わないでいるように思うこと。強く待ちこがれる気持ちをいう。(= 一日千秋)

秋高馬肥

( しゅうこうばひ )

爽やかな秋をいう。

秋霜烈日

( しゅうそうれつじつ )

草木を枯らすほど激しく厳しいもの。刑罰・意志・権威などがきわめてきびしく強いことのたとえ。

秋風索漠

( しゅうふうさくばく )

夏が過ぎて秋風が吹くと自然界が衰えを見せ、ものさみしい光景に様変わりすること。盛んだったものが衰えてものさみしくなるさま。

秋風索莫

( しゅうふうさくばく )

夏が過ぎて秋風が吹くと自然界が衰えを見せ、ものさみしい光景に様変わりすること。盛んだったものが衰えてものさみしくなるさま。秋風索漠 。

春夏秋冬

( しゅんかしゅうとう )

1年の、四つの季節。四季。

春花秋月

( しゅんかしゅうげつ )

自然の美しい景色。風流。

春華秋実

( しゅんかしゅうじつ )

春の花と秋の果実

春蛙秋蝉

( しゅんあしゅうぜん )

うるさいだけで、役に立たない無用な言論のたとえ。

春風秋雨

( しゅんぷうしゅうう )

長い年月。

春蘭秋菊

( しゅんらんしゅうぎく )

両者ともにすぐれており捨てがたい、の意。

春蚓秋蛇

( しゅんいんしゅうだ )

書の字体が細くうねリ曲がってつたないこと。

晴雲秋月

( せいうんしゅうげつ )

晴れた空の雲と秋の月。胸中の清らかに澄みとおることをいう。

千秋万古

( せんしゅうばんこ )

千年万年。非常に長い年月。

千秋万歳

( せんしゅうばんざい )

永遠のこと。また、人の長寿を祝う言葉。

中秋無月

( ちゅうしゅうむげつ )

八月十五夜の名月の夜に、曇って月が見えないこと。

長五百秋

( ながいおあき )

長く久しい年月。長秋。

皮裏陽秋

( ひりようしゅう )

表面に出ない心中での理非曲直の判断。

万古千秋

( ばんこせんしゅう )

永久、永遠の意。いつの世までも。

媚眼秋波

( びがんしゅうは )

美人のなまめかしい媚びる目つきのこと

生にちなんだ四字熟語

愛多憎生

( あいたぞうせい )

度を過ぎて愛情を受けることは第三者の憎しみをかい、身の破滅のもと。人の愛情に甘え過ぎてはいけないということ。

一殺多生

( いっさつたしょう )

一人を殺す代わりに、多くの人を助けること。

一死七生

( いっししちしょう )

一度死んで、七たび生まれかわること。この世に生まれかわる限り。

一生懸命

( いっしょうけんめい )

物事を命がけで真剣にすること。

一生不犯

( いっしょうふぼん )

仏教の戒律で、一生男女の交わりをしないこと。

一切衆生

( いっさいしゅじょう )

仏教で、この世に生きている全てのもの。

一腹一生

( いっぷくいっしょう )

同じ父母から生れた兄弟姉妹。一腹一種ともいう。

一蓮托生

( いちれんたくしょう )

行動や運命を最後まで共にすること

烏有先生

( うゆうせんせい )

実在しない架空の人物。前漢の文人司馬相如がその文中で仮に設けた人名。

禍従口生

( かしょうこうせい )

わざわいは口より生ず。言葉遣いにはよく注意しなさいというたとえ。

回生之業

( かいせいのぎょう )

死んだものを生きかえらせるわざ。起死回生の業。

活剥生呑

( かっぱくせいどん )

生きているまま皮を剥ぎ、丸のみする。他人の文章や詩歌をそのまま盗用するたとえ。

気韻生動

( きいんせいどう )

書画・詩文などの芸術作品に、気高い風格・情緒が生き生きと満ちていること。

起死回生

( きしかいせい )

死に瀕したもの、滅びかかっているものを再び生き返らせること。もとに戻すこと。

議論風生

( ぎろんふうせい )

議論の勢いの盛んなさま。

虚室生白

( きょしつしょうはく )

がらんとした部屋には、日光が射し込んで、自然に明るくなる。人間も心をからにして何ものにもとらわれずにいれば、おのずと真理、真相がわかってくるという思想。

矯生慣養

( きょうせいかんよう )

甘やかされて育つこと。過保護な育て方。「矯」はなよなよとして可愛らしい、「慣養」は養い慣らすこと。

極楽往生

( ごくらくおうじょう )

極楽浄土に行って生まれ変わること。楽に死ぬこと。

九死一生

( きゅうしいっしょう )

死にそうなあぶないところをやっと助かること。

後生可畏

( こうせいかい )

後輩を侮ってはいけない。恐るべき可能性を持っているということ。これから成長する若い者は未知数ではあるが、学問に励めばその進歩には恐るべきものがある。

後生大事

( ごしょうだいじ )

いつも心を込めて勤め励むこと。また、いつまでも物を大切に保管すること。

後生菩提

( ごしょうぼだい )

仏教で、来世に極楽に生れること。また、来世に悟りを開くこと。

再生之恩

( さいせいのおん )

一度死んだのを生き返らせてもらった恩。衰えたものを再興してくれた恩。

再生父母

( さいせいのふぼ )

蘇らせてくれる父母のようにありがたい人。元の烏古孫沢の仁徳を称えて呼んだ言葉。自分の父母の生まれ変わり。

殺生禁断

( せっしょうきんだん )

殺生をさしとめること。

殺生之柄

( さっせいのへい )

殺しまた生かす権利。生殺の権利。

死生契闊

( しせいけいかつ )

死生を共にしようと約束し、共に努力し、共に苦しむこと。

死生之際

( しせいのさい )

生死のさかい目。

七生報国

( しちしょうほうこく )

この世に幾度も生まれ変わり、国の恩に報いること。

衆生済度

( しゅじょうさいど )

人々に悩みを救い、悟りを得させること。

十死一生

( じっしいっしょう )

ほとんど助かる見込みがないこと。

出離生死

( しゅつりしょうじ )

仏語。悟りを開いて、生死の苦海から脱すること。涅槃(ねはん)の境地に入ること。

常調挙生

( じょうちょうきょせい )

官吏の試験に応じる一般の人々。常調は、官吏を試験すること。挙生は、官吏登用試験を受けるもの。

人生一世

( じんせいいっせい )

人の一生。

人生行路

( じんせいこうろ )

人がこの世に生きていく道のこと。

酔生夢死

( すいせいむし )

酒に酔い、夢の中にいるような気持ちで、うかうかと一生を送ること。つまり、一生を何もせずに無為に過ごすこと。

生殺与奪

( せいさつよだつ )

生かすも殺すも、与えるも奪うも思いのままであること。他のものを自由自在に支配することのたとえ。

生死事大

( しょうじじだい )

生と死の真相をきわめることが大切だということ

生死肉骨

( せいしにくこつ )

人に恩を施したことに対する感謝の表現。

生死之境

( せいしのさかい )

死ぬか生きるかの危ない場合。

生死不定

( しょうじふじょう )

人の生死の定めがたいこと。人の寿命は年齢とは関わりなく、いつどのようにつきるかわからないということ。

生死流転

( しょうじるてん )

衆生(しゅじょう)が、生死を繰り返し、はてしなく三界六道の迷界をめぐること。

生者必衰

( しょうじゃひっすい )

この世は無常であるから、命のある者は必ず死滅するときがあるということ。

生者必滅

( しょうじゃひつめつ )

生命あるものは、必ず死ぬときがあるということ。

生生化育

( せいせいかいく )

万物を育てて、宇宙を経営すること。

生生世世

( しょうじょうせぜ )

生まれかわり、死にかわりして経験する世。永遠をいう。

生生流転

( せいせいるてん )

万物が永遠に生死の間を巡ること。万物が絶えず変化し移り変わってゆくこと。生々流転。

生存競争

( せいぞんきょうそう )

人間社会における生活の存続や地位の獲得をめぐって起こる競争。

生知安行

( せいちあんこう )

生まれながらにして道徳の何であるかに通じていて、努力することもなく難なくそれを実行すること。

生呑活剥

( せいどんかっぱく )

他人の詩文をそっくり盗むこと。活剥は生きたままはぎとるの意味。

生滅滅已

( しょうめつめつい )

現世を超越し、仏果を得る。

生滅流転

( しょうめつるてん )

世界のすべての物事は時々刻々に生じたり滅びたりして、少しの間もやむことがない。

生老病死

( しょうろうびょうし )

人生の四つの苦しみ。人間としてこの世にある限りさけることの出来ない苦しみ。すなわち、生まれること、年をとること、病気をすること、そして死ぬことの四大苦。

浅茅生宿

( あさぢがやど )

荒れ果ててちがやが茂っている宿。

草木怒生

( そうもくどせい )

草や木が、春になり、いっせいに芽を出すこと。

蒼生万民

( そうせいばんみん )

あらゆる人民。

多生之縁

( たしょうのえん )

何回も生まれ変わって、この世に生まれるまでの因縁のこと。

竹之園生

( たけのそのう )

竹薮。皇族の別称。

適者生存

( てきしゃせいぞん )

生存競争の結果、その環境に適するものだけが生き残り、他は滅びること。

内的生活

( ないてきせいかつ )

精神生活。

念念生滅

( ねんねんしょうめつ )

世界のすべての物事は時々刻々に生じたり滅びたりして、少しの間もやむことがない。

白面書生

( はくめんしょせい )

年少で経験に乏しい書生。青二才。

半死半生

( はんしはんしょう )

半ば死に、半ば生きている状態。死に掛かっていること。生死の境にいること。

半生半熟

( はんせいはんじゅく )

半分なまで、半分煮えていること。技芸のまだ熟達していない状態。未熟。

尾生之信

( びせいのしん )

約束を堅く守って、変わらないこと。春秋時代に、魯の尾生がある婦人と橋の下で会う約束をし、時刻が過ぎても女は来ず、大雨で増水したが去らず、ついに柱を抱いて死んだ故事。

不生不滅

( ふしょうふめつ )

生じもせず、滅びもせず、変化しない宇宙の本体。

閉戸先生

( へいこせんせい )

年中、戸を閉め切って読書にふける人。学問に没頭する人物。

望文生義

( ぼうぶんせいぎ )

文章を解釈するときに、一つ一つの字義をくわしく考えずに、前後の文脈から当て推量で解釈すること。

万死一生

( ばんしいっしょう )

助かる見込みのない命が助かること。九死一生よりも少ない確率で命を取り留めること。死を万とすると生はわずか一しかない。それほどきわめて危険な状態からかろうじて助かること。

無理往生

( むりおうじょう )

無理矢理に従わせること。強制的に承知・服従させてしまうこと。

門生天子

( もんせいてんし )

唐の末に宦官が勢力をふるい、天子を門人同様に扱ったこと。

遊生夢死

( ゆうせいむし )

何もなす事なく、いたずらに一生を終えること。

藍田生玉

( らんでんせいぎょく )

「藍田」は地名。藍田からは美しい玉を産出する。転じて、名門から優れた子弟の出ることをほめていう。

利用厚生

( りようこうせい )

物を役立つように用いて、生活を豊かにすること。

輪廻転生

( りんねてんしょう )

死んでは生まれ変わり、何度も生死を繰り返すこと。

蓮華往生

( れんげおうじょう )

死後、極楽浄土の蓮華台に生まれ変わる。死んで極楽に行くこと。

老病生死

( ろうびょうせいし )

年とって病気になったり、死んだりすること。

盧生之夢

( ろせいのゆめ )

一炊之夢に同じ。

鴉巣生鳳

( あそうせいほう )

愚かな親にすぐれた子が生れるたとえ。また、貧しい家にすぐれた人物が生れるたとえ。


トップへ戻る

リンク NISHISHI
にししさんのFumy RSS & Atom Makerには大変助かっています。ぜひ見てください。

与謝野経済財政相が、年金の支給年齢を引き上げることを検討すべきと発言。あなたは何歳から年金を支給するのがいいと思う?
財源がなければ消費税を上げればいい、年金の財源が足りなくなってくるようであれば、支給年齢をあげればいい。なんとも簡単な考え方ですね。これくらいのことなら誰でもいえることですよね。分かったような顔をして、財政通としてこの内閣の財政担当になった人がこの程度ですか。与謝野さんにはがっかりさせられるばかりですね。

貫道之器

( かんどうのき )

文章をいう。

器用貧乏

( きようびんぼう )

器用であるがために、他人に利用されたり、かえってひとつのことに集中できずに損ばかりしていること。

君子不器

( くんしふき )

立派な人間は、ひと通りの使い道しかない器具のようではなく、単に一方面の技能に秀でるだけでなく、全人格的な修養をすべきであるという教え。

五器一具

( ごきいちぐ )

御器、碗や膳・箸等の食器、一具はその一揃いのこと。

才芸器量

( さいげいきりょう )

人間の才知や度量。

社稷之器

( しゃしょくのき )

国政に任じうる器量・人物

什佰之器

( じゅうひゃくのき )

普通の人に十倍、百倍する器量。

大器小用

( たいきしょうよう )

才能のすぐれた者を使いこなせないこと。大きな器を小さなことに使うなという意味。

大器晩成

( たいきばんせい )

大人物は時間をかけて晩年に成功するということ

棟梁之器

( とうりょうのき )

重任にたえうる人材。大事に任じる人材。

廟堂之器

( びょうどうのき )

朝廷で大政治家として立つことのできる才能。

宥座之器

( ゆうざのき )

かたわらに置いて戒めとする道具。宥は右の意味。

廊廟之器

( ろうびょうのき )

天下の政治を行うに十分な才能。大臣・宰相となりうる才能。

渭浜之器

( いひんのき )

大人(たいじん)となり得る器量の人物のこと

記事に戻る

inserted by FC2 system